学校が始まり、早速アウトドアサークルのオリエンテーションへ行ったようで、
「スキーに行くことにした〜」
と弾む声で報告されました。おまけに留学早々、授業を休まないといけないと。
「学校は欠席手続きしたし問題なし‼︎」と言うけれど私からしたら「授業始まったばかりやん‼︎」と思ったのですが、「学校も大切やけどこんな経験今しかできへん」の一言には勝てず・・・「パパに聞いてみて」と主人にパスしました。
5日間で600ドルと安いような高いような、バス代、ホテル代も含まれているのでそんなものかと主人もGOサインを。
出発3日前に娘から連絡があり、ウェアーやスキー用具のレンタル代とリフト代がいるとのこと。もちろん何も持っていっていないので、そらそうだろうと思いつつ、娘が「それがなぁ」と続けるので、『あらなんか変』と直感がしたのですが、
娘:「それがなぁ、ちょっと高いねん」
私:「まあ、円安やしな」(寛容に)「いくらなん?」
娘:「1431ドル」
私は少し頭がパニックになり、とっさに理解できなかったのですが、
日本円で15万円です!!
私:「なんかの間違いちゃうの?」
娘:「なんかしらんけど、こっちはリフト代もすごく高いみたいで」
私:「ちょっと高すぎるわ、キャンセルできひんの?」
娘:「もう600ドル払ってしまったし」
私:『マジで〜』(心の叫びです)
そんな予算は元々組んでなかったので、本当に『ヒェー』といった感覚です(驚きすぎて、半分頭も回っていないような)
結局、娘の「こんな経験今しかできへん」に勝てず、娘はスキーに行くことに。
「どうせ行くなら、いっぱいいっぱい楽しんで来ーや」と電話を切りました。
この晩は、『やっぱり止めておくべきやった』と夢の中でも思案する私がいました・・・
スキー当日、早朝に娘から電話が!!
私も今日からスキーと知っていたので『怪我でもしたのでは?!』と娘の着信に変な直感が。
私:「どうしたん?!」
娘:「ごめん、本当にごめん」
私:「どうしたん、なんかあったん?」
娘:「レンタルに手袋とゴーグルが含まれていなくて、買わなあかんみたいで」
私:「それでいくらなん?」
娘:「500ドルぐらい」(5万円超え)
私:『ヒェー』(これも心の叫びです)
あとで考えたら、別にゴーグルはなくてもよかったんちゃんとしみじみと思い返しました

